公開日 2025年04月01日
更新日 2025年05月14日
東串良町では、50歳以上の方を対象に帯状疱疹予防接種を行った際の接種費用の一部助成を行います。
帯状疱疹予防接種には、定期接種と任意接種の2種類があり、年齢等によって異なります。 ※詳細は添付の「東串良町定期接種・任意接種対象者フロー」をご確認ください。
定期予防接種について
医療機関にご自身でご予約のうえ、郵送された予診票と本人確認書類を持参して予防接種を受けられた場合、定められた自己負担額を医療機関窓口でお支払いいただきます。
予防接種前は、厚生労働省のリーフレット、説明書をご確認ください。
【厚生労働省】帯状疱疹ワクチンの定期接種について[PDF:314KB]
対象者
接種日時点で東串良町に住所があり、過去に助成制度を利用して帯状疱疹予防接種を受けたことがない 令和8年3月31日時点で以下の年齢の方
(1)65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳(※) ※100歳以上の方については令和7年度に限り全員対象です。
(2)60歳~64歳の方で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
助成金額
医療機関の設定した接種費用から以下の助成額を差し引いた金額を医療機関へ支払ってください。
・生ワクチン:4,000円を上限に1回助成
・不活化ワクチン:10,000円を上限に2回助成
持参するもの(※1つでも忘れると接種を受けられない場合があります。)
・予診票(びわ色)
・保険証またはマイナンバーカード
・上記「(2)」の対象者は身体障害者手帳
接種場所
事前にお電話等でご予約をお願いいたします。
任意予防接種について
東串良町では、任意接種に対する一部助成事業も実施しているため、定期接種の対象にならない方も次の対象者に当てはまる方は、必要なタイミングで接種を受けることができます。
対象者
接種日時点で東串良町に住所があり、過去に助成制度を利用して帯状疱疹予防接種を受けたことがない 満50歳以上の方で定期接種対象外の方
助成金額
医療機関では、一旦全額自己負担となりますが、接種日から1年以内に役場福祉課に必要書類を揃えて申請していただくことで助成金を振り込みます。
・生ワクチン:4,000円を上限に1回助成
・不活化ワクチン:10,000円を上限に2回助成
※不活化ワクチンは1回目と2回目の接種間隔が6か月を超えた場合は、助成の対象となりません。
接種場所
事前にお電話等でご予約をお願いいたします。
申請に必要なもの
・予防接種の種類を証明する書類(診療明細書、予診票の写し等)
・領収書
・振込を希望する預金通帳またはその写し
・印鑑(シャチハタ不可)
上記書類を持参のうえ、申請書に必要事項を記入していただきます。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、過去に水痘(水ぼうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘状帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹は、50歳代で発症する方が増え、70歳代で発症する方が最も多くなっています。
帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹ワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類あります。接種するにあたり医師と相談し、どちらかのワクチンの予防接種を受けてください。
【生ワクチン】 乾燥弱毒性水痘ワクチン |
【不活化ワクチン】 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン |
|
接種回数 | 1回 |
2か月以上の間隔を置いて2回 |
接種方法 | 皮下に接種 | 筋肉内に接種 |
接種条件 |
病気や治療によって、免疫の 低下している方は接種できません |
免疫の状態にかかわらず接種可能 |
ワクチンの予防効果
【生ワクチン】 乾燥弱毒性水痘ワクチン |
【不活化ワクチン】 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン |
|
接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 |
接種後5年時点 |
4割程度の予防効果 |
9割程度の予防効果 |
接種後10年時点 | - | 7割程度の予防効果 |
ワクチンの安全性
・ワクチン接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
・頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシーについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
主な副反応の発現割合 |
【生ワクチン】 乾燥弱毒性水痘ワクチン |
【不活化ワクチン】 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン |
70%以上 | - | 疼痛※ |
30%以上 | 発赤※ | 発赤※、筋肉痛、疲労 |
10%以上 |
そう痒感※、熱感※、腫脹※、 疼痛※、硬結※ |
頭痛、腫脹※、悪寒、胃腸症状 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | そう痒感※、倦怠感、その他の疼痛 |
※ワクチンを接種した部位の症状
他ワクチンとの同時接種・接種間隔について
他のワクチンとの同時接種は可能ですが、生ワクチンにつては他の生ワクチンと27日以上の間隔を置いて接種してください。
予防接種健康被害救済制度について
予防接種は感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり、障害が残ったり)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
予防接種健康被害救済制度についての詳細は厚生労働省のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
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